税理士事務所において会計データ入力作業に費やす時間は少なくない。このためJDLでは自動摘要登録、補助名称摘要登録、入力固定、定型仕訳登録といった機能が(事務所導入当初から既に)用意されている。使っていない職員は使いこなすよう入力方法を改めなければならない。また、画面表示される摘要リストは常に見直し(並べかえ)を行い入力作業の改善に努めなければならない。摘要入力を省略、簡素化するのではない。税務判断を問われる仕訳は摘要文字枠をいっぱいまで使って疎明資料の充実を心がけなければならない。入力手順を工夫しないことによる残業は「自分のための時間」のムダ使いと心得よ。