選挙で選ばれた人たち(首長議員)が議会決議を経て陳情に来る。公の話だから、ないがしろにはできない(陳情案の採用は利益誘導ではない)。しかし、できないこともある。「前向きに・・・」などと言っていると双方無駄なエネルギーを使うことになる。だから即断即決を旨としてきた。どう見極めるか。それはプロとしての見識と力量、政治勘の問題である(鈴木宗男「政治の修羅場」文春新書)。質問を受けたらその場でわかる限りの回答をする(一次回答)。その発言の責任がとれるよう急いで調べる(裏づけをとる)。わからないもの、ダメなものは一次回答を取り消し(二次回答)、前者は時間をもらって報告し直す(三次回答)。情報の引き出し(雑誌の目次等)を充実するよう心がけよ。