戦争で捕虜になった人間で一番先に死ぬのは楽観的な人間。しぶとく生き残るのは悲観的に準備する人間である(ジム・コリンズ「グッド・トゥ・グレイト」より。長谷川滋利「超一流じゃなくても『成功』できる」より孫引き)。厳しい状況で「楽観的に生きる」ということは希望が失われた瞬間(あるいは厳しい現実に直面した瞬間)に自分を支えていたものがなくなってしまう。悲観的に準備しておけばショックに耐えられる。ただし、勝負の場面で弱気は禁物。準備内容に自信をもってのぞみたい。