ワンフレーズ、ワンセンテンスを相手にリターンせよ(相手の発した言葉を返す)。
学校では先生が教えてくれた。
教えたことをちゃんと理解したか、テストという効果測定で確認した。
社会人にはテストという仕組みはない。
相手が話したこと(説明や指示・命令)と自分の理解にズレがあるまま仕事を進めたらやり直し。
費やした時間がムダとなる。
ではどうするか。
相手の発言をワンフレーズ、(または)ワンセンテンスにまとめて復唱せよ。
相手の発言の中から返す(復唱する)言葉を「選択」しようとすれば、相手の言わんとすることはなにか、一言一句聞き逃すまいと注意を傾けることになる(集中する)。
「ハイ」とか「ナルホド」という相づちには中身がない(特に後者は「理解できました」というメッセージが含まれているから、自分の理解がズレていたとしても相手は伝わったものと受けとめる)。