会計処理は取引記録のつみ重ねである。その帳簿残高(例えば売掛金)が実際の残高(売掛金残高(請求書)リスト)と一致しないとしたら、何故合わないのか、その原因を確かめなければならない。全ての取引を正確に網羅して記録すれば合致するはずである。合わないのは取引記録もれ(相殺、値引や差引振込の追加仕訳もれ)か記録まちがい(売掛金を現金売上としたり、桁違い入力)である。その意味で発生主義には経営実績、報告機能と管理機能(回収チェック)がある。データ入力にあたってはあとで「検索」機能が活かせる「摘要入力」を心がけたい。