想定力とは、仕訳(担当先の起票)、原始記録というヒント(手がかり)から取引のストーリーをイメージする力である。例えば大口の預金引き出し(現金入金)があったら何かの支払いにあてられ、手持ち残高がふくらんだまま、ということは考えにくい(支払いが洩れているのではないか)、提供された資料で会計処理するだけでは不十分。心あたり(想定される事態)を提言して完成度の高い会計処理を心がけたい。