人の言うことを聞いているだけの人間は成長しない(工藤公康「折れない心を支える言葉」55頁)。「え、なんでですか」「どうして、そういうこと言えるんですか」「だったらどうしたらいいんですか」。人は食い下がることで成長する(但し、最後の質問は自分で考えた方がよい)。「なるほど」(この言葉は食い下がられているという負のイメージをやわらげる)と相づちを打つことで情報を引き出し(判断材料を集め)、どうしてですかと質問することで知識として整理されていく。自分が答えを見つけたいという想いが相手を動かす。