一流ピッチャーの渾身の決め球をジャストミートしたが野手の正面をついた打者Aと二線級ピッチャーの失投を打ち損じテキサスヒットの打者B。次の試合、監督はBを起用したほうが「結果(打率)を出しているから」と言い訳しやすい(内田樹×平尾剛「合気道とラグビーを貫くもの」より)。数値目標は査定する側の都合で設定されたもの。おおむね正しい評価方法であるが、それにとらわれすぎない鑑定眼(判断力)を持ちたい。